ありがとう。〜松果体腫瘍の闘病記〜

19歳で水頭症、そして脳腫瘍を患って入院〜治療〜退院、現在に至るまでを綴っています。

入院中

脳の『ガン』という宣告

投稿日:2016年3月3日 更新日:

病院で目を覚まして、一晩明けた時のことです。
朝起きると目の前には白衣を纏った男のドクターがいて、
昨日私の緊急処置を行ったことを伝えに来てくれました。

ルームメイトも見舞いに来てくれて、
昨日何があったのかを話してくれました。

どうやら帰国するための荷造りの途中で
私が「頭が痛い、頭が痛い」と言いながら
目が虚ろになりかけそのままバタンと
床に倒れて意識を失ったそうです。
そこで彼らは私を病院まで車で運んだとのことでした…

そのあとドクターから症状を聞いたところ
『水頭症』
と診断されました。
はじめに聞いた時は
「なんだそれ?」と思い
簡単にネットで調べてみると…
水頭症…脳脊髄液が何らかの原因によりうまく循環しない、
もしくは滞ってしまい液が脳に溜まり周辺の組織を圧迫するため脳の機能に異常をきたす
みたいです。

ドクターは
「原因を突き止めるために一度MRI検査をするね」
ということから早速検査を受けました。
生まれて初めてのMRI検査がどんなモノなのか知らなかったので
緊張したのは今でもはっきり覚えてます…

ベッドに仰向けになり画像がブレないようにするため
頭が動かないようにヘルメットをガチガチに固定され(圧迫されて痛かったです笑)、
ガチャンコガチャンコ大きな音の中30分ほど続きました。
検査後、病室までナースさんが車椅子を押してくださり
ドクターが病室内へ戻ってきました。

そして彼が発した言葉は
「You have a cancer in your brain.」(君の脳内にガンがある)
と言われ、
ポカンとしながら固まったのを覚えています。
即座に「I will die?」(僕は死ぬんですよね?)と聞き返し
「死なないよ」という言葉をくれました。

そのドクターは今回緊急処置を行ってくれて、
分野としては脳神経外科に当たるから
脳外科のドクターに引き継ぐということになりました。

Dr.マーク・フェドーという方が
担当してくれることになり、
日本に帰国して即治療を受けるべきなのは承知しているけど、
今この状態で帰国できるかと言われたらNOだというドクターフェドーの判断で
数週間アメリカで治療してから日本に帰国、治療する方がリスクは少なくなる
ということでした。

先ほどのMRI検査の画像がこちらです↓

脳の真ん中あたりに見える白い丸みを帯びた物体が
いわゆるガン(脳腫瘍)です。

ここから治療というものが始まり
やっと序章に入ったような感じです。

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プロフィール

<プロフィール>

管理人のタツです^^v

19歳で水頭症→脳腫瘍発覚→入院し抗がん剤・手術・放射線を受けて無事退院。
現在退院から8年目に突入。

治療(整体・鍼灸)のお仕事してます。

唄ったり弾いたり叩いたり
音楽好きです♪
最近だと家庭菜園はじめました!