キツイ!放射線治療1

放射線治療を受ける時は
処置台の上に寝かせられて頭と背中に照射するので
身体が動いてはいけないみたいなんです。

なのでそれを防止するために
身体は台の備え付けのベルトで固定され
頭に関しては事前に
頭の上から柔軟性の高いゴムみたいな液体を垂れ流して
私の頭の型をとりました。

それが時間と共に冷えて固まってきて、
言ってみれば頭を固定するヘルメットみたいなものですね。
頭と身体を固定された状態なので
ほぼ身動きが取れないです。
そして放射線が照射されるのですが、
技師さんが照射する時に管理部屋から処置室に
スピーカーで合図を言ってくれました。

その途端に

ピーーーーーーー

という音が鳴ってる間は照射されてる事を表すようです。
初めて受けた時
脊髄の照射は何も痛みとか違和感もなく受けられました。

しかし、脳の照射の時に
何かイヤな臭い(髪が焦げた臭い)がすると共に、
顔が腫れていくような感覚がありました。

初日が終わって車椅子で病室まで戻されましたが、
ずっと気だるい感じがしていて
ついにその日の夜中に突然嘔吐してしまいました。
ナースさんを呼んで様子を見に来てもらい、
放射線の影響で脳圧が上がったそうで
脳圧を下げるグリセリンという薬を点滴で投与してもらいました。
点滴を受けてしばらくしてから
少しずつ気持ち悪さが減ってきて、
その日やっと眠れるようになりました。

先生によると、
小さい子供さんの場合だと放射線は苦しむことなく
クリアしていく子が多いみたいです。
一方私の様な19歳というほぼ成人に近い体型の人は
放射する線量が多くなるのでその分負担が増えるために
このような副作用が起こるんだと
教えてくれました。

放射線を受けてみて、
だるさと吐き気がホントに物凄くて
正直キツイ部分はありました…

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