ガンと向き合う心構え

「あなたはガンです。」

と、突然お医者さんからそう告げられたとしたら
一体どう思い感じるでしょうか。

信じられない…

どうして…

まさか自分が…

悲しい…

怖い…

感じ方は人それぞれあると思います。

今回はそんな中でガンとの向き合い方を
実際の経験を元に発信していけたらと思います。

単純に怖かった…

僕がガンだという話を最初に耳にした時は
案外ケロッとしてたのは覚えてます。

ただ、その後の詳しい検査などを行なった結果
事の重大さを先生からさらに指摘されて

僕の中でだんだんと震え、恐怖に変わっていきましたね…

どうしても自分の中では
ガン=死
そんな方式が頭の中で強く根付いてたからなのか

この先生きていられるんだろうか…

とか

もしかしたら死んじまうんじゃないか…

頭ん中はお先真っ暗状態でした。

なぜ怖かったか、その本質は?

前述で、この先死ぬかもしれないという
未知なる半端ない恐怖に見舞われましたが

そもそもなぜ怖いのか?

当時をじっくり冷静に振り返られる今だからこそ言えますが
おそらく僕が「ガン」そのものを知らなかったからだと思います。

人は誰でも”知らないことには恐怖を覚える”
よくいいますものね。

学校の試験を受ける時に緊張する人って
世の中に必ずいると思うんです。

まず僕がそうでしたから笑

それも似てるようでまさに同じで
どんな問題が現れてくるか分からないからですよね。

そこで両親のサポートもありつつ
ガンについての知識を0から1ぐらいには

入院中にさらっと知る事が出来ました。
ほんとざっくりですけどね…

ガンって元々はがん細胞の塊で
がん細胞というのは健康な人でも

ごく普通に体の中にあるんだ。

そんな子どもの方でも理解できるような
浅はかな知識ですが当時の僕は何も知らなかったのでw

それを知られただけでも
いくらかホッとしたんです。

「がん細胞は健康な人でもあるんだ…」

ガンはお友達なんだ感覚

じゃあ、体の中(僕は脳内)にあるガンがいる事実は
変わることはない。

否定して抵抗したってガンが無くなるわけでもなし
逆にネガティブ感情が自分にストレスを与えちゃって

それこそ病態を悪化させてしまう要因にもなりかねない。

僕の中で堂々と呑気に居座ってるガンも
元はがん細胞って分かったから。

つまりそれは、もうずっと前から
体の中に存在してたってことじゃねーか。おい。

長年の付き合いか…
なんならもういっそ

「ガンを受け入れよう。」

認めました。承認です承認。

俺はガンなんだァァァ!!!!w

ガンにも感謝を込めて…

表向きでは病院での治療計画が
日程通り進められる中で

バックグラウンド的に僕の心の中では
いろんな事に対する心境の変化がありました。

抗がん剤の免疫低下時の感染予防で
個室に一人で過ごす時間が多く

自分を見つめ直す時間ができたんですね。

生まれてから自分が覚えてる一番古い記憶から
細切れながらに時系列でいろんな思い出を振り返り

その当時の感情を噛み砕いたりして

なんであんな事したのかなとか
あの時楽しかったなぁ…とか

時には思い出し笑いしたりとかねwキモ

ホント結構そんなフラッシュバックの時間に
自然になりましたね。

なので、普通に元気で暮らしてたとしたら
多分ここまで時間をかけて自分を見つめ直すことができたのは

ガンになったおかげだからだと思えます。

だから自然にフラットに

「ありがとう。」

と心の中で呟いてました^^

むしろガンが嫌がるぐらいに
ありがとう連呼してたかもですw

そして結果的に治療は上手くいき
退院することができたわけですが

ガンを治療するとなった時に
おそらく長期の入院になる方もいるかと思います。

ガンを怖く感じるのは普通です。
当たり前です。

確かに怖くて怯えるのは仕方がないと思います。
ただ、それを180度真逆にすることもできるんです…

前向きに闘病生活を送るか
後向きに闘病生活を送るか

そんな選択もできるんだ!

というお話を今回伝えたかった内容になります♪

ここで話した内容も僕の経験談であり
あくまで一例として聞いていただくのがいいかなと思います。

では!

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