実はずっと前から
そもそもチタンプレートってどこに、どんな風に埋まって、どんな形の物?
という疑問をずっと抱いていまして、今まで外来に行く度に「今日こそは先生にこの謎を聞いてみよう!」と張り切って病院へ向かっていました。
しかし、久々に検査を受けるので、先生から検査結果を報告されるというドキドキ感で検査異常と聞き無事に外来を終えて家に帰ってきてホッとしたと思えば…
また先生にチタンプレートの事聞き忘れた!!
って感じで退院から3年が経とうとしてました。お恥ずかしながらm(_ _)m
緊張して頭が真っ白になっちゃって…><
ですが前回の外来では
もう今度こそは!という強い気持ちで先生に疑問を投げかけ、
やっとの思いで長年?の疑問が解明されました!!
(先生から撮影の許可を頂いてます)
あくまでも僕の場合ですが、
松果体腫瘍なので脳の奥深くにある腫瘍なので、後頭部の皮膚を縦に切ってそこから器具を使い開頭したんです。
それで右脳と左脳のわずかな隙間を潜り抜けるような感じで先生がお箸の様な器具で腫瘍を摘出したと当時手術後に言ってました。
で、空いた後頭部の穴は骨を元に戻して、骨はすぐには再生しませんから土台の骨と取り外した骨を繋ぎ合わせる為にチタンプレートが使われました。
先生が画像を指差しながら説明してくれて、どうやら丸く囲った線の中の薄黒い円形の物が4箇所あると思います。
それがチタンプレートだそうです。
僕が想像していたのは、丸くえぐり取った骨の縁を埋めるような感じで
チタンプレートがびっしりくっついてるのかと思いきや、案外小さかったのでちょっとびっくり!
ちなみにホッチキスの芯みたいなものが縦に一列に並んでますが、これは切った皮膚の表面を繋ぎ合わせるのに使われたので、術後1週間するかしないかぐらいで取れました!
(画像は術後当日に撮ったものだと思われます)
それで先生曰く、手術が終わって大分時間が経ってるので
もうさすがに後頭部の骨は縫合(骨自体が再生して繋がってる)してると思います。
ということでした!
謎が解けて一件落着できてよかった(^o^)/
P.S.
そしていつもの先生節が最後に炸裂したんですが…
「誰が手術したのかわかりやすいように俺の名前、骨に彫っておけばよかったなぁ〜」
爆笑もんでしたねw
どっかで笑いを入れてくるので、先生のこういう独特なユーモアセンスも、もっと学んでいきたいです( ̄▽ ̄)